「プレステージ」という手品対決映画を見てきました。
先週、パイレーツを見に行ったときにポスターに惹かれ「時間が合えば見てみよう」と思っていた矢先に丁度いい時間割だったので見てみました。
私の拙い妄想力では「先攻A、後攻Bが交互に手品を披露して審査員に採点してもらう話なのだろう」というストーリーでした。
・・・あの。
こんなストーリー誰が見たいですか?(少なくとも私はこんな話を見ようと思っていたらしい)
実際は手品のタネを知るため&ライバルを蹴落とすためにお互い命がけで戦略を練って戦う話でした。
戦うようになったきっかけは片方の相方の不慮の事故なのですが、そんな事故は想定できるわけだから相方自身が責任の重いほうを担当すればよかったのではないかと思えてなりません。
映画開始直後「結末は誰にも話さないでください」とシックスセンス並みの注意文が出てきました。
そりゃ大どんでん返しが待ってるのだろう、とワクワクしたのですが・・・・。
あまりにもC級なオチにがっかりでした。
途中からお互いの最大手品のタネがなんとなくわかってくるんですが、大掛かりな装置を使う方(ヒュー・ジャックマン)のタネは「タネじゃねぇよ!なんだよ、このありえなさ!!」みたいな苛立ちを覚え、シンプルな方(クリスチャン・ベール)のタネは「お前アホだろう」的な虚脱感を抱きました。
途中までの流れはハラハラドキドキで良かったんだけどなぁ・・・(時間軸が前後するので、序盤頭が混乱しましたが)。
”最後の最後”の見せ方が「C級ホラー、続編もあるよ」チックで更になんとも言えない気分になりましたとさ。
そんな結末が気になる方はゼヒご覧になってください!!