昨日もまた職場から帰るときに、突発的な豪雨に襲われました。
こういう日に限って玄関から一番遠い場所に車を停めているので自分の運のなさを呪うしかありません。
メガネが濡れるのがイヤなので下を向きつつ小走りをしていたのですが、メガネがどうにも下がってきてしまうのですよね。
メガネとしての機能を果たさなくなり進行方向が全く見えない状態での移動は正直怖かったです。
運転席に到着した時には結構雨に濡らされてしまい、ハンカチで拭いても寒いくらいでした。
この時、濡れた頭など気にせずに車を走らせればよかったのかもしれません・・・・。
ホッと一安心したところで車を発進させようと思ったら、突然
ゴンガンガンガゴンガンと車の屋根やらボンネットが攻撃される音が響いたのです。
あまりにもいきなりな展開に頭がついていけず、「一体何が起こっているんだ」と軽くパニック状態に。
しばらくして平静を取り戻し、外を見て現状を理解。
雹(ひょう)だ!
ものすごく雨が降っていたので窓にはダバダバ雨水が流れていたため見にくいですが、地面に落ちている白い物体は石ではなく雹です。
全然雨も雹も止む気配はなく、帰宅したいのに3m先も見えない状態だったので発進するわけにも行かず恐怖と車体の心配にビクビクしながら(そのわりには「ネタになる!」と写真を撮ってるわけですが)数分じっとしておりました。
フロントガラスに積もる雹。曇ってて見えにくいですね。
徐々に雨脚もゆるくなってきたので(それでも相変わらずゴンゴンガンガンいってるんですけど)、意を決して出発することにしました。
道路にも当然のように雹の塊がゴロゴロ落ちていて、いつもは平坦な道が粒の粗い石が敷き詰めてある砂利道路のような感じになっていました。
車体が揺れる揺れる。
職場の位置が自宅よりも少し高台にあるためなのか、坂を緩やかに下ってくると下の方には雹のかけらも落ちておりませんでした。
あと5分降るのが遅ければ・・・、いや、濡れた頭を拭かずに出発していればこんな恐怖体験を味わうことなんてなかったのに・・・、と自分の不運さを軽く呪いました。
自宅に着き、屋根・ボンネット・フロントガラスを簡単に確認したのですが、凹み等はなく一安心。
意外と丈夫なんですね、車って。
確認中にボンネットの隙間に雹の名残があったので記念撮影しておきました。
触ったらホントに氷でびっくりしました。粒の大きさは直径2センチくらいありましたよ。