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ゲームや漫画、映画に癒されるぐうたら主婦の日常。子育て始めました。
by coulmier
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お知らせ


  2006年 10月 20日  ◇  映画版も見ました
「モンテ・クリスト」をレンタルで借りてみました。
先月頃はまっていた「巌窟王」の原作に当たるストーリーを映像化したものです。





登場キャラクターの名前、ポジションは同じなので人物を覚える手間が省けてすんなりと物語についていくことができました。
映画ではタイトル通りモンテ・クリフトの視線でストーリーを追っていくので、親友に裏切られ幽閉される苦しみや恨みなどが力強く伝わってきました。
(アニメ版は親友の息子の目線で追っているのです)
私はどういうわけか、こういう時代物の監獄や独房の話が妙に好きでワクワクしてしまいました。
独房から脱獄した後は、とある方法で地位や名誉を手に入れ復讐が始まります。
復讐に至る過程や追い詰める方法はアニメ版のほうが私は好きです。
意外とあっさり種明かししてしまうので肩透かしといいますか・・・。
映画は2時間ちょっとに収めなきゃいけないので仕方ないとは思うのですけどね。
クライマックスでは親友と決着をつける、決闘のようなシーンが入ります。
二人が戦っていると親友の息子が間に飛び込んできて「父さんを殺させはしない!」と剣を向けてくるのですが、直後に親友の息子は実は主人公の息子、という真実が明かされるのです。
するとどうでしょう。
「実の父を殺すところだったのか・・・」
と剣をおろしうなだれます。
そう葛藤するのは良いことだと思うのですが、決闘の邪魔をしてまで守りたいと思った男が実は他人だったと知った途端それはあんまりだろうと思えましたね。
15年育ててくれた男の立場と言うものがあまりにもかわいそう(まあ、ロクでもない男なんですが)。
その後はハッピーエンドとなって終わったのですが、終わり方もアニメ版のほうが好きでした。
苦労をした主人公が幸せになるのは良き事なのですが、それでもなんだかしっくりこないモヤモヤ感が湧き上がって仕方ありません。
by coulmier | 2006-10-20 14:52 | 見る
   

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